鹿島神宮「礼賓館改修計画」

昭和47年6月に竣工した鹿島神宮礼賓館
当時、結婚式場として建設された建物を活用して、
神宮の森を借景にした礼賓館として生まれ変わります。

鹿島神宮礼賓館は、御皇室や御勅使の御接遇や賢き処の皆様の身を清める場として建設された特別な施設です。過去には、昭和天皇陛下をお迎えし、多くの場面でその役割を十分に果たして参りました。しかし、50年の時を経て、老朽化が進み、改修の必要性が出て参りました。
北側に斜面を抱えた立地から、建替えるには困難で躯体状態が良いので、周辺環境を活かして改修したら活用可能かどうか提案書を作り、改修計画の策定を鹿島神宮から委託受けました。

<まちづくり鹿嶋の改修コーディネート>
・目的:使える素材は活用し、多目的スペースや本来の礼賓館としての機能を果たすために改修しました。
・改修計画/監修:まちづくり鹿嶋株式会社
・建設工事:鈴縫工業株式会社

建物概要

用途地域:指定なし(200/60)
敷地面積:529,357.81㎡
延床面積:382.78㎡(本体部分)
建築面積:238.29㎡(本体部分)
構造  :地上2階建て、RC造
施設内容:多目的スペース、ゲストリビング、ゲストキッチン、貴賓室、浴室他