会社案内

ごあいさつ

鹿嶋市は、茨城県の東南端に位置し、東京から80km圏にあり、鉄道や高速によって約2時間で結ばれます。一帯は大和朝廷の時代から常陸国一之宮・鹿島神宮を中心に東国の要衝地として発展してきました。昭和30年代後半に始まった鹿島臨海工業地帯の開発により、それまでの半農半漁のまちから近代工業都市へと大きく変貌を遂げ、平成5年に開幕したJリーグで鹿島アントラーズが一躍脚光を浴び、スポーツのまちとしても注目を集めています。

鹿嶋の中心市街地は、鹿島神宮の門前町・宿場町であるとともに周辺に居住する農民・漁民にとって定期的に市が立つ経済活動の場であり、近代以降は公益的機能の集積するコンパクトな市街地として活況を呈しました。昭和44年から本地域にあった公共施設の移転が相次ぎ、地域住民の生活の拠点としての位置づけは低下するとともに、商店街の衰退が始まりました。昭和50年代にはモータリゼーションによりバス交通が衰退し、歓楽街も活気を失い、空き店舗が目立つようになってきました。鹿島神宮参拝客のバス乗降所が神宮隣接地となったこともあり、門前町である本地域を歩く人も少なくなりました。公共施設等の移転を受けて、市街地は本地域から東に向かって拡散し、モータリゼーションが進み、国道124号沿道へのロードサイド商業の集積が進んだことから、近隣商業地としての機能が集積していた本地域は徐々に空洞化が進みました。

このような現状を打開するために鹿嶋市では、令和元年度に中心市街地活性化基本計画を策定しました。その中で2つの課題が整理されています。ひとつは、高齢化が27.7%と進み、後継者がいないため、自発的なまちづくりに期待するのが難しい状況において、地域住民が日常的に集うまちとして再生することです。もうひとつは、鹿島神宮への年間参拝客が130万人を超えており、交流人口のポテンシャルが高いにもかかわらず、本地域での観光客の回遊性や滞遊性を担保できずに機会損失が生じている状況において、まち歩きを楽しめる魅力的な門前町を育成することです。
この課題解決に向けて、鹿嶋市・鹿島神宮・鹿嶋市商工会・鹿嶋市観光協会・鹿島灘漁業協同組合・JAなめがたしおさいの6者が出資して、まちづくり鹿嶋株式会社を平成30年4月に設立しました。鹿島神宮という地域資源をいかした新たな観光のまちづくりによって、中心市街地活性化モデルの実現を目指します。
鹿嶋から茨城のまちづくりを楽しくしていきたいです。
「県下で仲間をつくり、茨城を国のモデルにしたい」
「それぞれの地域にそれぞれの良さがある、地域力」一緒に発見し、直ちに実行しましょう!
我々も協力を惜しみません。


会社概要

・会社名称:まちづくり鹿嶋株式会社
・設立:2018年4月10日
・資本金:5,000万円
・所在地:〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中4-5-5 藤枝ビル2階
・Tel:0299-77-8840
・Fax:0299-77-8839
・E-mail:ma-kashima@sopia.or.jp


役員

代表取締役 猿田 博明(昭和42年2月生)

食肉・食料品店の2代目。
地元の会社勤めを経て、22才から東京での外国車ディーラー営業職で高い評価を得ていたが、38才で帰京、家業の後を継ぐかたわらで観光協会青年部を立ち上げた本人。

取締役 内田 貴志(昭和44年3月生)

株式会社SHOGEN(不動産業)代表。
鹿嶋一筋で、鹿嶋市商工会青年部長〜鹿島神宮氏子青年会会長〜茨城県氏子青年協議会会長〜全国氏子青年協議会関東地区連絡協議会会長〜現在、全国氏子青年協議会監事を担う。

タウンマネージャー 済藤 哲仁(昭和45年4月生)

住まい・まちづくりデザインワークス(設計事務所)共同代表・鹿嶋事務所所長
早稲田大学大学院を修了後、現代計画研究所にて藤本昌也を師事。平成30年にタウンマネージャーの公募により採用され、鹿嶋へ単身移住。多くの住まい・まちづくり事業に関わり、その経験は豊か。

他取締役1名、監査役2名


決算報告

アクセス


コインランドリーしゃぼん敷地内
〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中4-5-5 藤枝ビル2階


関連リンク

鹿嶋市
鹿島神宮
鹿嶋市商工会
鹿嶋市観光協会
日本ネットボール協会