鹿島神宮大鳥居横でイベント利用のためにみんなでステージ奉納。
鹿島神宮と門前通りを結びつける。
2020年に創祀2680年を迎え、関東最古の歴史を有する鹿島神宮を舞台とし、大鳥居北側の稽照館跡地に地域ゆかりの芸能文化等を披露するステージを設置し活用することで、更なるより良い成果を上げることに期待します。
なお、設置するステージに関して、史跡と景観を最大限に考慮して掘削を行わず、恒久的でない工作物として設置しました。地上面を転圧、割栗石と捨コンを施工し、べた基礎の上、間口8m奥行7.6mの木製ステージを制作しました。ステージ上には、2本のスチール柱を建柱し、スチール梁と木製ルーバーのハイブリッド構造による屋根を制作し、ポリカーボネートプレートを設置の上、基礎とはベースプレートでアンカーボルトにより緊結しています。
史跡と景観を最大限に考慮して、盛土をしてステージを設置する工法をとり、地下の掘削は行わず、景観にも影響がないように建設しました。
多くの皆さまがこの舞台で演舞できるようなイベントを今後、仕掛けて行きたいと思います。
<令和2年6月奉納>
まちづくり鹿嶋株式会社
吉里吉里鹿子踊り保存会
磯節道場
来宮神社鹿島踊り保存会
はさきあばれ太鼓会
櫻鈴芸座連
<建設>
[施主]まちづくり鹿嶋株式会社
[設計]合同会社住まい・まちづくりデザインワークス
[工事]大海工業株式会社